Web誌上セミナーバックナンバー

 

機械工具商社経営ニュース2024年08月号Vol.80

現役機械工具商社 社長が語る!
連載:業績向上につながる販売管理システム

  業務革命は請求書や注文書の電子化から!
  記事:K・マシン㈱ 代表取締役 菊井 健作

   今、世の中ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)がいまだにブームですが、DXの第一歩は紙の使用をやめて、ペーパーレスにすることです。例えば、請求書や注文書の場合、紙だと帳票をプリントアウトして、封筒につめて、投函して発送するという手間・工数がかかります。もし、これが電子化できれば、プリントアウトの工数、封筒につめる工数、投函に要する工数が全て削減することができます。
   とはいえ、従来はお客様から「請求書は紙で送ってもらわないと困る」、あるいは仕入先から「注文書は紙で送ってもらわないと困る」という声もあったかもしれません。ところが現在は”コロナ禍”でペーパーレス化が進んだ、ということもあって、こうした「紙でなければ困る」といった声が相当減っていることは事実です。さらには郵便料金の大幅値上げもあり、こうした「紙から電子化」への動きは相当加速すると思います。
   その中で、当社が導入している販売管理システム「業務革命」も、こうした”請求書”や”注文書”といった伝票も、電子化してお客様、あるいは仕入先にメール添付で送付、あるいはダウンロード送付で、クリック1つで簡単に送付することが可能です。当社は現状では紙で”請求書”や”注文書”を送っていますが、販売管理システム「業務革命」も、前述の様な電子化に対応ができる様になったので、随時「紙から電子化」に置き換えていくつもりです。こうした「紙から電子化」といった意思決定や推進は、経営トップ自ら推進しなければならないことだと思いますので、私自身が率先して進めていきたいと思っています。

先着5名様限定! K・マシン㈱に見学に来ませんか?
ご希望の方は下記までお電話ください
TEL  0120-955-490
三協システムサービス株式会社
               担当:八尾(やお)・成松(なりまつ)
   
菊井 健作
K・マシン 株式会社 代表取締役

地域密着型のテクニカル商社として、日本のものづくりをサポートしている。近年「FAエンジニアリング部」を立上げ、自動組立機・装置・省力化機械の開発・設計・製作を行い、各企業の省力化・コストダウン・品質向上を図っている。
毎月一回「生産技術セミナー」を開催し、各企業の人材育成にも注力しており、大人気のセミナーとして毎回多くの参加者から満足の声を頂いている。こうした取り組みで年間60社以上の新規顧客開拓に成功。同社のユニークな取り組みは「中経出版 なぜこの会社には1ヶ月で700件の問い合わせがあったのか?」「同文館出版 生産財営業の法則100」でも紹介されている。関西IT百選で優秀賞を受賞。
   
さらに業務革命をお知りになりたい方は・・・
詳しくはWebでどうぞ↓↓↓
検索エンジンで『機械工具 販売管理』で検索


法人営業はこう攻める
【第80回】メンバーに発現させるポイント
             記事 :船井総合研究所  片山和也氏

   今まで営業マネージャーの役割の中でも、特に営業マネジメントの進め方を中心に述べてきました。営業マネジメントとは営業PDCAを回していくことであり、そのために営業会議や営業帳票を駆使して先行管理を行い、差額対策のための実行支援を行っていくことでした。こうした一連の営業PDCAを回していくというのは、一種のシステムであるといえるでしょう。

   しかしここでマネージャーとして気をつけなければならないことは、システムだけで部下を動かしてはならない、ということです。どんなに素晴らしいシステムをつくったとしても、そこに“リーダーシップ”が伴わなければ、部下やメンバーに対して悪い影響しか与えません。「リーダーシップを伴わないシステムは、悪いリーダーシップの代行をする」とは、船井流マネジメントの基本的な考え方です。つまり、営業マネージャーはマネジメントを行う管理者である以前に、部下に対してリーダーシップを発揮できる「リーダー」でなければならないのです。


   ではリーダーシップとは何なのでしょうか。私の考えるリーダーシップとは、1)目標設定と動機付けを行い 2)部下のモチベーションを上げ 3)感性を統一する ことであると考えています。この中で特に大切なことは“部下のモチベーションを上げる”ということです。なぜなら、営業という仕事は個人のモチベーションに大きな影響を受けるからです。お客というものは、自分よりモチベーションの高い人からモノを買いたいと思うものなのです。つまり、お客よりも高いモチベーションを持っていなければ、モノを売ることなどできないのです。ですから、リーダーとして部下のモチベーションを上げることは非常に大切なことなのです。

   部下のモチベーションを上げるために必要なことが“目標設定と動機付け”です。それ以上に大切なことは、リーダー自らが部下よりも高いモチベーションをもつことでしょう。さらに、自分や部下やメンバーの感性を統一することが、目標達成に不可欠なことであるといえます。これらのポイントをさらに詳しく述べていきたいと思います。

片山和也
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント

船井総研における支援実績ではトップクラス。近年ではインターネットやカタログを中心としたダイレクトマーケティングに携わり成果を上げている。特にWebサイト設計や具体的なカタログ提案など、実践的な内容のコンサルティングに定評がある。著書に『上手な「商談」のつくり方・すすめ方』(同文舘出版)、『なぜこの会社には1ヶ月で700件の引き合いがあったのか?』(中経出版)等がある。

前号へ    次号へ

機械工具商社経営ニュース 過去のバックナンバーはこちら

業種別・業界別 販売管理システム 業務革命
機械工具商社向け販売管理システム 業務革命 詳しくはこちらをクリック

無料FAXニュース機械工具商経営ニュース購読のお申し込みはこちら


販売管理システム活用でお困りの方はこちら

 

ページトップへ