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機械工具商社経営ニュース2023年09月号Vol.78

現役機械工具商社 社長が語る!
連載:業績向上につながる販売管理システム

  クラウド会計と「業務革命」で、経理作業の工数削減を実現!
  記事:K・マシン㈱ 代表取締役 菊井 健作

   今、様々な社内システムでクラウドが注目されていますが、当社でも今年4月からクラウド会計システムのFreee(フリー)を導入しました。
   このFreeeというのはとてもよくできた会計クラウドで、銀行での出入金情報と自動的に連携して、その仕訳を自動的に行う機能がついています。
   従来、当社では、この仕訳作業を全て経理社員が行い、パッケージの会計ソフトへの入力を手作業で行っていました。これがFreeeを導入することにより、こうした手作業が不要となった結果、何と経理業務の工数が1/5以下に削減できたのです!
   最初は、私もFreeeなどの会計クラウドについては半信半疑だったのですが、実際、自社で導入してみて、その便利さにあらためて驚いた次第です。
   しかし、ここで、私の新たな悩みは、このFreeeが銀行の出入金消し込み情報だけでなく、自社の販売管理システム「業務革命」と、うまく連携できるのか、どうか、といったことでした。
   もしFreeeが、銀行の出入金消し込み情報と、販売管理システム「業務革命」からの情報を二重入力してしまうと、間違った会計処理になってしまいます。しかし、この二重入力を検出して、片方の情報を削除する方法を見つけることができ、当社ではこうした問題もクリアすることができました。
   この様に、最新のクラウド会計と、販売管理システム「業務革命」を連携させることにより、経理作業の工数も大幅に短縮することができるのです。

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TEL  0120-955-490
三協システムサービス株式会社
               担当:八尾(やお)・成松(なりまつ)
   
菊井 健作
K・マシン 株式会社 代表取締役

地域密着型のテクニカル商社として、日本のものづくりをサポートしている。近年「FAエンジニアリング部」を立上げ、自動組立機・装置・省力化機械の開発・設計・製作を行い、各企業の省力化・コストダウン・品質向上を図っている。
毎月一回「生産技術セミナー」を開催し、各企業の人材育成にも注力しており、大人気のセミナーとして毎回多くの参加者から満足の声を頂いている。こうした取り組みで年間60社以上の新規顧客開拓に成功。同社のユニークな取り組みは「中経出版 なぜこの会社には1ヶ月で700件の問い合わせがあったのか?」「同文館出版 生産財営業の法則100」でも紹介されている。関西IT百選で優秀賞を受賞。
   
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法人営業はこう攻める
【第78回】営業マネージャーに求められる実行支援
             記事 :船井総合研究所  片山和也氏

   営業会議の中で重要なポイントは「見込み商談の発表」と「差額対策の発表」と述べましたが、これだけでは不十分です。というのは、本当の意味で“差額対策”が立てられるメンバーは限られているからです。

   そもそも自ら的確な“差額対策”が立てられるのなら、その人は予算を達成できます。多くの場合は差額対策として「もっと件数を廻ります」「顧客と人間関係をつくります」といったレベルのことしか発表できないのです。これでは差額対策になりません。差額対策とは具体的に

  1)いかに商談ランクを上げるか
  2)いかに新たな商談をつくるか

 ということだからです。すなわち「誰に」「何を」「どのように」売り込むか、アプローチするかが具体的でなければ差額対策とは言えません。

   そこで必要になるのがマネージャーからメンバーに対する“差額対策のためのアドバイス”であり、“差額対策に結びつく作戦”なのです。こうしたメンバーに対するサポートのことを「実行支援」と言います。マネージャーが行える実行支援としては以下のことが挙げられます。


  1)商談を成約に結びつけるためのアドバイス
  2)商談をつくる、あるいは商談ランクを上げるアドバイス
  3)マネージャー自らが部下と同行する
  4)チラシやリーフレットなどの営業ツール作成
  5)全員が参加できる商品勉強会の企画
  6)キャンペーンや展示会等の販促企画

   マネージャーが日常的に行わなければならない実行支援が上記1)2)3)であり、定期的に行わなければならない実行支援が4)5)6)であると言えるでしょう。

   営業会議の役割とは営業PDCAを回すことですが、言い換えれば「先行管理」と「実行支援」を行い「差額対策」を立てるということになります。ここで重要なことは、営業マネージャーは単にメンバーの上げた数字の集計係ではなく、「実行支援」ができる“営業アドバイザー”でなければならないということなのです。

片山和也
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント

船井総研における支援実績ではトップクラス。近年ではインターネットやカタログを中心としたダイレクトマーケティングに携わり成果を上げている。特にWebサイト設計や具体的なカタログ提案など、実践的な内容のコンサルティングに定評がある。著書に『上手な「商談」のつくり方・すすめ方』(同文舘出版)、『なぜこの会社には1ヶ月で700件の引き合いがあったのか?』(中経出版)等がある。

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