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機械工具商社経営ニュース2018年11月号Vol.55

現役機械工具商社 社長が語る!
連載:業績向上につながる販売管理システム

  機械工具商社「経営」セミナーのお知らせ
  記事:K・マシン㈱ 代表取締役 菊井 健作

   毎回このコラムでは、当社の販売管理システム「業務革命」についての話題をお伝えしてきました。しかし当社では販売管理システムだけでなく、上記写真の通り、ショールームの開設によるFAエンジニアリング事業の強化、また自社オリジナルのデモ機による提案営業の強化など、営業面の改革もかなり力を入れて行ってきました。
   その結果、リーマン・ショック前の2007年度に14億7000万円であった年商が、先期2017年度の年商は約29億円と、この10年間で売上は約2倍になりました。
   そして何より、当社はこの10年間で売上は2倍になりましたが、社員数は1.5倍弱しか増えていません。つまり1人あたりの売上すなわち生産性はアップしています。
   この点は販売管理システム「業務革命」の成果であり、いわゆる「人を増やさず利益を増やす」ことにつながっているのだと思います。
   こうした当社のこれまでの取組みを、来る2018年12月14日(金)大阪会場、12月20日(木)東京会場にて、船井総合研究所の機械工具商社「経営」セミナーにて発表することになりました。

   詳しくはインターネットで「機械工具商社経営セミナー2018 船井総研」と検索してください。
   ぜひセミナー会場で、1人でも多くの経営者の皆様とお会いして、情報交換を行いたいと思います。
先着5名様限定! K・マシン㈱に見学に来ませんか?
ご希望の方は下記までお電話ください
TEL  0120-955-490
三協システムサービス株式会社
               担当:八尾(やお)・成松(なりまつ)
   
菊井 健作
K・マシン 株式会社 代表取締役

地域密着型のテクニカル商社として、日本のものづくりをサポートしている。近年「FAエンジニアリング部」を立上げ、自動組立機・装置・省力化機械の開発・設計・製作を行い、各企業の省力化・コストダウン・品質向上を図っている。
毎月一回「生産技術セミナー」を開催し、各企業の人材育成にも注力しており、大人気のセミナーとして毎回多くの参加者から満足の声を頂いている。こうした取り組みで年間60社以上の新規顧客開拓に成功。同社のユニークな取り組みは「中経出版 なぜこの会社には1ヶ月で700件の問い合わせがあったのか?」「同文館出版 生産財営業の法則100」でも紹介されている。関西IT百選で優秀賞を受賞。
   
さらに業務革命をお知りになりたい方は・・・
詳しくはWebでどうぞ↓↓↓
検索エンジンで『機械工具 販売管理』で検索


法人営業はこう攻める
【第55回】営業マネージャーの心構え
             記事 :船井総合研究所  片山和也氏

   ~営業マネジメントとは何か~
   マネジメントを直訳すれば「管理」であり、同様にマネージャーを直訳すれば「管理者」になります。しかし、人間は人から管理されることを最も嫌います。人間は他人から「管理」されていると感じるとモチベーションを落とします。
   ですからあらゆる仕事において、基本は人を「管理」してはいけないのです。日本語でいう「管理」とは、英語にあてはめると"コントロール"になります。マネジメントという本来の言葉の意味は、"仕事の道筋をつくる"ということです。"仕事の道筋"とは何かというと、要は"PDCAサイクルを回す"ということです。
   PDCAサイクルとは、「計画⇒実行⇒検証⇒改善」というプロセスのことであり、このプロセスを継続的に回していかないと仕事の質は向上しません。例えば営業活動でいくと、次のようになります。
   (1)計画:売上計画を立てる
   (2)実行:営業活動を行なう
   (3)検証:売上が計画に達しているか
                 達していなければその原因を考える
   (4)改善:営業活動の方針や進め方を改める
                 そして新たな次の「計画」を立て、「実行」に
                 移していくわけです。

    いわゆるトップセールスと言われている人たちは、自分一人でこのPDCAサイクルを回しています。ところが、営業で成果が上がらない人というのは、このPDCAサイクルを回していません。あるいは回すことができません。
   なぜなら「計画」「実行」まではできても「検証」ができない、あるいは「改善」が自分では行なえないわけです。自分で「検証」ができて「改善」ができるのならば、放っておいても全員がトップセールスになれるはずです。しかし実際にはそうなりません。
   だから営業マネージャーが部下の営業PDCAも回してやらなければならないのです。それが"マネジメント"の意味です。
   そう考えれば、"マネジメント"は"管理(=コントロール)"ではなく、"サポート"であると捉えた方が良いでしょう。
片山和也
株式会社船井総合研究所 上席コンサルタント

船井総研における支援実績ではトップクラス。近年ではインターネットやカタログを中心としたダイレクトマーケティングに携わり成果を上げている。特にWebサイト設計や具体的なカタログ提案など、実践的な内容のコンサルティングに定評がある。著書に『上手な「商談」のつくり方・すすめ方』(同文舘出版)、『なぜこの会社には1ヶ月で700件の引き合いがあったのか?』(中経出版)等がある。





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